活動報告

尾道瑠璃ライオンズクラブCN55周年記念事業 カナダ ちび太鼓&尾道ベッチャー太鼓ジョイントコンサート 開催しました。

今年度CN55周年を迎えました当クラブの最初の記念事業、カナダバンクーバーを拠点に活動している「ちび太鼓」と尾道ベッチャー太鼓のジョイントコンサートを開催しました。
西日本豪雨災害で尾道全域で断水となり開催自体危ぶまれましたが、尾道ベッチャー太鼓、ホストファミリーをはじめとして多くの方のご支援のおかげで無事開催できたこと、ここに御礼申し上げます。

半年以上前から準備をすすめ、あとはお迎えするだけ、、、
と思っていた矢先に襲った豪雨。。。
「手も洗えない」「トイレにも不自由」
「全く水がない」という状況の中では、ホストファミリーもちび太鼓メンバーも困ってしまう、、、

「ホームステイする訳にはいかない」と決断したのが、尾道に入ってくる2日前の7月9日。

さて、どうする???
全てのスケジュール変更を余儀なくさせられた我々は、「できることをやっていこう」と奔走しました。
その結果、福山市本郷町にある妙皇寺様に一行17名を快く受け入れていただき、再スタートさせることができました。

7月11日、一行が到着し、早速尾道ベッチャー太鼓と合同練習を始めることができました。
最初の合同練習を見て彼らの気合いと思いを感じ、きっと今回のコンサートは、尾道の人に勇気と希望を与えることになる、と感じていました。
実はちび太鼓メンバーは、来日前今回の豪雨災害のことをニュースですでに知っており、尾道のためにできることはないか、と考えながら入ってきたと言っていました。

「魂込めて叩きます。」
ちびメンバーが初めのウエルカムパーティで語ってくれた言葉です。
14歳から30歳まで、高校生を中心としたメンバー構成です。
期間中も「ボランティアをしたい」と尾道のことを気にかけていました。
その思いは、コンサートに凝縮されていました。

最終日15日に開催されたジョイントコンサートは、本当に素晴らしいコンサートになりました。
9年前に一緒に叩いた尾道ベッチャー太鼓の曲「礎」は、今でもバンクーバーでお祝い等で叩かれています。
今回一緒に叩いた「礎」は、心に響く演奏でした。
観客の方の中には、涙を流しながら見ていただいた方もいらっしゃいました。
多くの方の笑顔を見ることができました。

きっと、全員の「思い」を感じ取っていただいたものと思います。
ちび太鼓メンバーの皆様、尾道ベッチャー太鼓の皆様、素晴らしい演奏、ありがとうございました。

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